理想を『諦めた』のではなく、『視野を広げた』話

婚活がうまくいかない時、「条件を変えてみては」とよく言われました。

でも、当時はそれを受け入れることがなかなかできませんでした。

「条件を変える」ということは、「条件を下げる」ということだと思っていたからです。

条件を下げるのは負け。自分の価値が低いと認めることになる。

そんな気がして、条件を変えることにものすごく抵抗があったのです。

条件を変えたら結婚できた

私は39歳で婚活を始めましたが、うまくいかないまま5年が経ちました。

疲れ切って、このまま続けても幸せになれないと、婚活をやめました。

婚活はやめたものの、彼氏はほしいと思い、マッチングアプリを再開することにしました。

その際に、男性に求める条件を変えたのです。

結婚はしなくてもいいけれど、長く付き合いたい。

自分が望む付き合い方ができる人だったら、長く付き合えるかも。

じゃあ、どんな付き合い方をしたいのだろう?

そう考えて、新たな条件を作っていったのです。

それは、「週に1回くらい会える人」「家でダラダラ過ごしても怒らない人」「ちゃんと働いていて、自分の暮らし分は稼いでいる人」「親を大切にしている人」「一緒に温泉旅行に行ってくれる人」「お酒を一緒に楽しめる人」などなど。

新たな条件は、婚活当初にマッチングアプリで設定したものとは全く変わっていました。

スペックよりも、自分が心地よくいられることを重視して選ぶことにしたのです。

そうして出会った夫は、新たな条件はすべてクリアしていますが、年収や学歴、結婚歴など婚活当初に設定した条件には全く合っていない人でした。

夫は、世間でいうような高スペック男性とはいえません。

だけど一緒にいて楽しく、居心地が良かったため、付き合いが続いてスムーズに結婚に至りました。

スペックが良い人だとしても

結婚して6年過ぎましたが、私は夫と結婚してよかったと今も思っています。

婚活中、私は男性に対して遠慮をしたり、我慢をすることがよくありました。

嫌われたくないから言いたいことも言わず、自由に振る舞うこともしない。

でも、夫には言いたいことも言えて、必要以上に気を使うことなくいられます。

夫は私のすることを応援してくれることはあっても、文句を言うことはほとんどありません。

私は自分らしく、のびのびと生活できる。

私にとっては、自分がしたいようにすることが大切。それを夫は尊重してくれる。

それが、私が夫と結婚してよかったと思える理由です。

年収や外見の良さなどスペックで相手を選んでいたら、今のようなのびのびした生活はなかったのかもしれません。

収入などの条件がとても良い人と婚活中に付き合ったことがあります。

その人は付き合っていくうちに、私にいろいろと小言を言ってくるようになりました。

「僕は高額納税者だから」と何度も自慢してきたり、私の仕事もバカにしたりもされました。

でも、嫌われたくなくて、私は言いたいこともやりたいことも遠慮をしていました。

私は振られたわけですが、もしこの人と結婚できていたとしても、幸せだったかどうか…。

結局、自分に合わない人との関係は早かれ遅かれ、うまくいかないものなのだと思います。

理想を諦めるわけではなく、より良い人と出会うため

婚活がうまくいかないから、条件を変える。

それは、「理想が高いから、条件を下げる」ということとは違うと思うのです。

より自分に合う人へと条件を更新するということ。

これまでの経験から、私はこういう人だったら楽しく過ごせるなとか、安心していられるなとかが見えてきた。

だから、それを条件に追加する。

さらには、年収や年齢、学歴などのそれまでの条件って絶対なのかな?と考えてみる。

条件を変えるってこういうことだと思うのです。

理想を諦めるわけでもないし、自分の価値を低いと認めることでもない。

自分にとってよりよい人を探すために必要なこと。

条件を更新したその先に、自分にぴったりの人が待っているかもしれません。

条件の見直しで結婚できた体験談はこちら→婚活の条件は変えられなかった私が、見直して結婚できた話

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