私も5年間の婚活の中で、いろんな変わった人に出会いました。
これからそういう人たちについて、時々書いていこうかと思っています。
今回は、その第一弾。
「こんな人もいるんだ(笑)」と笑い話として聞いてください。
マッチングアプリで出会った
その男性、Dさんとは、マッチングアプリを始めて割とすぐに出会いました。
相手から「いいね」がついて、見てみると私の好みの顔。
年齢は私の4つ年下で30代半ば。
4つも年下で私に興味を示してくれる人なんているんだ、と思いつつメッセージのやり取りを始めました。
すると、メッセージのやり取りを始めて、数回のやり取りで「いつ会えますか?」とDさんが言ってきました。
私は、知人から「マッチングアプリですぐに会おうとする奴はやめておいた方がいい」とアドバイスされていました。
そのため、「焦っていてちょっと変な感じ」とは思ったものの、好みだったので会うことにしました。

初対面での衝撃
Dさんと会う約束をした日、外は台風で荒れ狂う天気。
外出は危険ではと思うような雨と風でした。
これじゃあ会うのも延期かなと思っていたのですが、Dさんは来ると言います。
しかもDさんが住んでいるのは、同じ県内でもかなり離れた地域。
そこから車で4時間かけてやってきたのです。
暴風雨の中、やってきたDさん。
車の中に招き入れられ、彼と初めて対面し、彼の姿を見て私は驚きました!
顔は写真と同じで好みの顔だったのですが、服装が…。
Dさんは、ヨレヨレのTシャツに短パン、つっかけサンダル、首にタオルという出たち。
寝巻きのまま来たの?と思うような格好だったのです!

初対面でこの格好?
もしや「こんな女のためにオシャレなんてしてられない」とかいうこと?
それとも、台風だからあえて濡れてもいい服?
でも、車移動だから服はそんなに濡れることもないような…。
そんな私の困惑にDさんは全く気づくことなく、「やっと会えたね〜。どこ行く?」とにこやかに聞いてきました。
とりあえず、予定していたカフェに向かいながら、それとなく服装についてDさんに聞いてみました。
「いつも、こんな感じよ。オレ、ラーメン屋で働いてて、オシャレな服とかいらねーし、服に気を使う男とか好きじゃないんだよ。カッコつけてるやつとか気持ちわりーじゃん」
ということだったのですが、オシャレとかいう以前の話では?
婚活で女性と初めて会うのに、その寝巻きみたいな服装はどうかと思うけれど。
この人って変なの?常識がないの?
と頭がパニックのまま着いたカフェに入り、話し始めました。

いい人かもと見直したものの…
話をし始めてみたら、Dさん、なかなか面白い。
現在はラーメン屋勤務だけれど、昔は自営で小さな飲食店をしていたとのこと。
最初はうまくいっていたお店だけれど、ある時、従業員にお金を数百万円持ち逃げされて、廃業することに。
ラーメン屋では、社長に頼まれてその息子の指導役をしているというような話をしていました。
仕事については一生懸命なようで、仕事への考え方はとても興味深いものでした。
さらには、私がトイレに行っている間にカフェの会計を済ませるスマートさ。
そこで私は、この人って服装はだらしないけど、変な人じゃないのかもと思ってしまったのでした。
今思うとギャップにやられたのだと思います。

カフェを出た後、急に距離を詰めようとしてくるDさんとの攻防などはあったものの、「帰ったら連絡するね」と言って彼は帰っていきました。
私としてはいい感じになれたかなと思ったのですが、相手はそうでもなかったようです。
数日後、Dさんから「帰り運転して、やっぱり遠いなって思ったし、オレ、これから仕事辞めるのに責任持てない」と振られたのでした。
「そんなの初めからわかってたことじゃないの?」という気持ちで私はちょっとムカつきましたが、「もともと変わった人だったしな」と、気持ちを切り替えて婚活に戻りました。

Dさんふたたび
これで終わったと思っていたDさんとの関係。
しかし、数ヶ月経ったある日、Dさんから電話があったのです。
待ち合わせのために電話番号を教え合っていたことをすっかり忘れていました。
仕事関係の人かと思って出てみれば、Dさんで「どう?元気にしてる?」と軽々しい挨拶。
「今さら何?」とは思ったものの、その頃、付き合い始めた男性とうまく行っていなかった私は、気にかけてくれる人がいることにちょっと嬉しさを感じました。
Dさんは私のことは友達だと思っているといい、そんな友達の私に相談がしたいというのです。
こちらも人に頼られれば悪い気もしません。
私は話を聞いてあげました。
大したアドバイスをしたわけでもなかったですが、話を聞いてもらったことに気をよくしたのか、その後も時々Dさんから電話がかかってくるようになりました。

この人は変なのでは?
最初はお互いの恋愛・婚活相談みたいなのを話していて、それはそれでちょっと楽しくもありました。
でもだんだんとDさんとの電話が苦痛になっていったのです。
いろいろ話すようになって、Dさんにおかしさを感じたのです。
ある時、彼は「実は、警察に捕まったことがあって・・・」と言い出しました。
それが1回ではなく、数回あるようなのです。
「友達や家族のために、ケンカして」というのですが、そう何度も警察に捕まるなんておかしい気が…。
相談内容も、どんどんおかしくなっていきます。
「一緒に働いている女の子が、自分のことを好きなのだが、可愛くないから付き合うつもりがない。でも、傷つけるのは悪いし、どうしたらいいか?」
といった数日後には、
「店のお客として知り合った子と付き合うつもりはないのにしてしまったら、相手が妊娠してしまったかもしれない。どうしたらいいのか?」と言う。
また別の電話では、
「知り合いから、投資話に誘われたけどどう思う?一緒にやってみないか?」という。
この前の相談はどうなったの?なぜ、毎回そんなに問題が起こるの?
「俺の周りで、大学を出ている頭のいい奴は君だけ。こういう話を相談できるのは君しかいない」
というものの、アドバイスをしても聞いてない。
相談の回数が増えるほどに、いろいろとつじつまも合わなくなっていきます。
これは、もしかして、妄想とか虚言癖なのでは?
真剣に話を聞いても意味がないのかもしれない。
この人に関わってもいいことなさそう。
大事な時間を一度会っただけの人に使うのももったいない。
そう思い、電話を着信拒否しました。
その後、別の電話番号から電話がかかってきたり、ショートメールが届いたりしました。
それも無視をし続けたら、連絡はなくなりました。

初めの違和感は正しかった
振り返ってみたら、Dさんは初めから変な人でした。
メッセージをやり取りして、すぐに「いつ会えますか?」と聞いてきた時に感じた小さな違和感。
初めて会った時の「この人って変なのかな?」という感覚。
どちらも正しかったんだなと思いました。
Dさんに振られた時は悲しいと思ったけれど、今になれば振られて良かったと心から思います。
自分の直感というか、相手に感じる違和感は信じて相手をしっかり見極めることが大事だった。
そう、今さらながら思います。
【ヤバイ男シリーズ】
①台風の日にヨレヨレ短パンで現れた男
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