「その漫画の最終巻、買ってあげるよ」
そう言った彼でしたが、その約束はすっかり忘れられてしまったようでした。
小さな約束を守ってもらえなかったら、あなたならどうしますか?
普通なら、「あれ、どうなってる?」と確認すればいいことかもしれません。
でも、相手に「面倒な女」と思われるのが怖くて聞けない。
そんなことありませんか?
私はこの約束をした彼には、責めるみたいで悪いし、がめつい女と思われたら嫌だなと聞けませんでした。
彼は、見た目も条件も良い「手放したくない人」だったからです。

Nさんとの出会い
その彼、Nさんとはマッチングアプリで出会いました。
彼から「いいね」をもらい、やり取りをするようになりました。
Nさんの写真をみると、私の好みドンピシャ!
更には、年収などの条件も良かったのです。
実際にあってみても、見た目はとても素敵だし、スマートな振る舞いで、話も楽しい。
彼は私をいろいろと褒めてくれて、次に会う約束もしました。
「このまま付き合って、結婚までいけたらいいな」と思いました。
2回目のデートも楽しく過ごし、その後も付き合いは続いていきました。
ただ、日が経つとともに、彼からの連絡は少なくなりました。
会う約束もなかなかできないし、会えるのも夜ばかり。
漫画を「買ってあげる」といった約束も忘れたまま。
「彼の仕事は忙しいし、なかなか連絡できないのも、会えないのも、約束を忘れるのもしかたないよね」
そう思ってはみたものの、なんだかモヤっとする。
会えば優しいし、楽しいけれど、言いたいことが言えない。
私は嫌われたくなくて、とにかく彼に合わせるようにしていたのです。

友人の言葉で目が覚めた
そんなモヤモヤした気持ちを抱えていたある日、友人と食事をしました。
彼のことを友人に相談すると、こう言われたのです。
「その人、本当には好きじゃないんだよ」
一瞬、何を言われているのかわかりませんでした。
というよりも、認めたくなかったのです。
でも、友人から言われて、目が覚めました。
私は、彼から大切に思われていない。
だから、約束も忘れたままだし、昼のデートもできない。
「これ以上の人にはもう会えないかもしれない」と思い、好かれようと頑張ってきました。
そんなことしても、彼が私を本気で好きになってくれることなんて、たぶんないんです。
それに気づいて、彼を追いかけることはやめました。
約束の漫画は自分で買って読みました(笑)

大切にしてくれる人はいる
約束を守ってくれなかったり、なかなか会えなかったり。
大切にされていない状態が続いても、「この人を手放したくない」とそれに見て見ぬふりをする。
自分が文句も言わず、頑張れば、相手は振り向いてくれるかもしれない。
私なんかが、こんな素敵な人とはもう出会えない、だから…。
そう思ってしまう気持ちはとてもわかります。
でも、その頑張りは苦しくないですか?
あなたが我慢して頑張らなくても、自然体のままで大切にしてくれる人がいます。
その人と出会うために、今、手放していい関係があるのかもしれません。
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「タイプじゃない人」と結婚した私たち|40代婚活で“条件・理想”を見直す考え方【まとめ】
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