*2026年10月10日に、内容を加筆・修正しました。
悪い人じゃないんだけど、好きになれない。
相手は私のことを気に入ってくれているみたいで、私が断らなければ、このまま付き合い続けて結婚できるかもしれない。婚活は早く終わらせたい。でも…
婚活をしていると、こういうこともありますよね。
私も数度、体験しましたが、こういう時ってうまくいっているように見えて、実はものすごく疲れますよね。
そんな私の夫は、もともと私の好みではありません。それでも気が合って結婚しました。
一方で、頑張って何度か会ってみたけれど、どうしても好きになれず、ムリ!となった人もいました。
これは何が違ったのか?振り返って考えてみました。
見た目が好みじゃない人と会ってみた
「顔で選ぶからダメなんだよ!」と言われて
私は、昔から「面食い」と呼ばれていました。
確かに、見た目がかっこいい人が好きです。
私としては、かっこいい見た目の人ばかりを好きになるわけでもなく、顔で選んでいるつもりはありませんでした。
それでも、周りからは面食いだと言われていました。
ある時、婚活中に知人から
「顔で選ぶからダメなんだよ!顔なんてどうでもいいんだよ」
と言われました。
「結婚したら、みんな一緒」らしいです。
でも、みんなそれぞれ好みがあって、その好みの範囲で選んで結婚しているんじゃないの?
好みじゃない人と結婚しているの?
そんな疑問もあったものの、婚活がうまくいっていない私は、自分の好みではない人と何度か会ってみようと思ったのです。

「好みじゃない人」と3回会ってみることにした
これまでも、マッチングアプリで「いいね」をもらったら、写真での外見が自分のタイプではなくても、やり取りはしていました。そして、誘われれば、一度は会うようにしていました。
そういうマイルールにしていたし、実際会ってみたら写真とイメージが違うこともあるからです。
ただ、今までは、好みじゃない見た目の人と続けて会うことはほとんどなかったです。
それを「3回は会ってみる」ことにしました。
そうしたら、その人のいいところが見えて、「この人と付き合いたい」と思えるようになるのかもしれない。
そう考えて、会ってみた男性Sさん。第一印象は正直言って、ちょっと苦手なタイプ。
おっとりした雰囲気で、地味めな印象。悪い人ではなさそうだけど…。

お茶を飲みながらいろいろ話してみる。
盛り上がるわけじゃないけど、ものすごくつまらないわけでもない。
仕事とかの考え方が違って、気になることはあるけど、そこまで大きなことでもない。
まあ、人なんて1回話しただけではわからないし、3回は会うと決めたしと、2回目も会うことにしました。
ちょっと慣れてきた2回目
2回目は一緒に食事をしたけれど、苦手な見た目もちょっと慣れてきたような気がしました。
見た目から運動が苦手だと思っていたら、ジムで筋トレを頑張っているそう。意外な一面も知って、ちょっと見直したりもしました。
それでも、まだ付き合いたいとも思えませんでしたが、こうやって相手を知っていくことで、ちょっとずつ好きになっていけるかもしれない。
これなら大丈夫かもと思い、3回目に臨みました。
気持ちが盛り下がる3回目
3回目は映画に行きました。それまでは相手が会社帰りの時間に会っていたので、服装はスラックスにワイシャツでした。
今回は、休日ということでどんな服装でくるのかな?と怖いような楽しみのような気持ちでいました。
そしてやってきた相手は、いつもと同じスラックスとワイシャツ。私はそこで、なんだかガクッときたんです。申し訳ないけど、なんか違うなみたいな。
でも、それは私の勝手な気持ち。気を取り直して、映画を見ました。
が、これがめちゃくちゃつまらなかったのです。その時、話題になっていた映画だったのですが、つまらなかった。
私の気持ちは盛り下がりました。でも、相手が悪いわけじゃない。
私が勝手にいろいろ期待して、その通りにならなかっただけ。
相手のせいではない。こんなことで、見切りをつけてはいけないのでは?と思い、次も会ってみることにしたのです。

近づかれて気づいた
3回と決めていたのに、結局4回会うことになりました。
この日は、居酒屋に行きました。
前回、「一緒にお出かけをしましょう」という話が出て、私がガイドブックを買い、相手が店を予約するということになっていました。
相手が予約した居酒屋は半個室。それを知った時点で、私はちょっと気持ちが重くなりました。
席について、お出かけ先の相談をはじめます。相手はノリノリで話してくるけど、私はあんまり乗り気になれない。
話していると相手はどんどん私に近寄ってきます。狭い半個室では逃げ場がない。
その時、私は「あっ、ムリ」と感じたのです。
我慢しきれなくなった私は「距離が近くて落ち着かないんだけど」と言いました。
相手は無言で離れ、その場の雰囲気は気まずいものに。この雰囲気をどうすることもできず、解散することにしました。
その後は、会うことも連絡することもありませんでした。

やっぱり好きになれない
うまくいっていると思ったら、急にはしごを外すようなことをして、相手には申し訳なかったと思います。
でも、このまま続けることはできませんでした。
外見を気にしないようにしてみた、相手のいいところを見ようと思った。
でも、結局好きにはなれなかったのです。
自分はやっぱり外見で選んでしまうんだ。相手にも失礼なことをしちゃったな。私ってダメ人間なのかも、と落ち込みました。
その一方で、もうこの人に会わなくてもいいんだとホッとする気持ちもありました。
年収2000万、10歳年上の人とも会ってみた
年上が苦手
私は、年上の男性が苦手です。2〜3歳上くらいなら大丈夫ですが、10歳以上も上となると難しい。
会社の上司や同僚としてや趣味仲間などとしてなら、普通に付き合うことはできます。でも、恋愛対象や結婚相手として考えるとダメなのです。それは、尊敬している上司がこちらを女性として見てきたときの「なんだか怖いし、気持ち悪い」というような感覚といえばいいでしょうか。
でも、40代で婚活をしていると、50代以上の人から「いいね」が来ることはよくあります。50代も視野に入れれば、チャンスは広がります。
また、ある時、知人から「年上もいいと思うよ。知り合いは年上の人と結婚して、すごく良くしてもらってるよ」という話を聞きました。
その話を聞いて、年齢も選り好みせずに、年上の人とも会ってみることにしたのです。
しっかり向き合えば、もしかしたら苦手意識がなくなり、好きになれるかもしれないと思ったのです。

10歳年上と会ってみた
マッチングアプリで「いいね」をくれた10歳年上の50代の人。
プロフィールには年収2000万円とあり、正直、心が惹かれました。
メッセージのやり取りでは「若い頃はヨットが趣味でした」とか「ポルシェに乗っています」とか、私とは世界が違う感じ。
そんな相手にお誘いを受けたので会ってみることにしました。
会ったのはお昼で、これから仕事ということで相手は高そうなスーツ姿でした。
思ったよりも若々しくはあるけれど、好みの見た目ではない。背は身長175センチの私より低い。
相手が選んだ百貨店内にあるレストランで食事をしながら話をしました。
シャツは海外で買っているとか、やはり住む世界がちょっと違うなぁというのもありましたが、知らない世界を知るのもそれはそれで興味深く、飽きずに話ができました。
食事が終わると、「百貨店内を見ていきませんか?僕があなたに似合うものを見つけてあげますよ」と売り場に連れて行かれました。
高いヒールの靴を指して、「似合うと思いますよ」と勧める相手。
なぜ初対面の人と一緒に靴を見ているんだろう?背が高い人が好きなのかな?とか思いながら、靴を履いてみる私。
そうしているうちに、相手の時間がきたので、その日は別れました。
裕福な暮らしへの下心
相手は私を気に入ったようで、またお誘いがありました。
私の相手への印象は「変わった人だなぁ」というもの。好きになれる自信はありません。
それでも、年収はいいし、この人と結婚すれば、金銭的には楽な暮らしができるかもしれない。そんな下心もあり、続けて会うことにしたのです。
2回目は、銀座でお食事をしました。待ち合わせはルイ・ヴィトンの店内。またもや私とは世界が違う気がしました。
この日もいろいろ話をしましたが、相手を知れば知るほど好きになる、ということはありませんでした。
話をするほど「変わってるなぁ」と思える。それは、私と世代や世界が違うから感じるのかもしれません。
お金持ちだし、悪い人でもないし、私のことを気に入ってくれている。
こういう人と結婚するほうがいいのかな、でもな…私はそんなふうに思っていました。

3回会ったけどやっぱりムリだった
3回目のデートのお誘いがありました。もっと会えば好きになれるかもしれないと、私は行くことにしました。
その日は、ホテルのレストランで食事をしてから、自慢のポルシェで海の見えるところまで連れて行かれました。
車を降りて、海が見える場所に歩く間、相手が手を繋いできました。え!と思ったものの、振りほどくのも悪いと思い、そのまま歩きました。そして、二人で海を見ていると、相手がキスしようとしてきました。
その瞬間、「ムリ!」と思い、それを阻止!「ごめんなさい」と言うと、相手に「僕は本気で君が好きなことをわかってほしい」と言われました。そして、気まずい雰囲気のまま車で家の近くまで送ってもらい帰りました。
その後も相手からはお誘いの連絡が来ましたが、私は断りました。
私のことを好いていてくれても、お金があっても、年上は苦手だし、私は相手を好きになれなかったのです。
「好きにじゃないものを好きになれない」はダメじゃない
好きになれないなんて当たり前
このように、好きではないタイプでも、何回か会ってみることをしてみましたが、やっぱりダメでした。
相手が距離を縮めてこようとすると、「あ、ムリ」となってしまう。
その度に、「悪い人じゃないのに好きになれない」と思う自分がダメな人間に思えて、婚活にも疲れていました。
そんなある日、私は婚活セミナーに参加しました。
そこで私は「『顔で選ぶからダメ』とかも言われて、好みじゃない人と何度か会ってみたりもしたけど、好きになれなかった」という話をしました。すると講師が言ったのです。
「好きじゃない見た目の人を好きになれないなんて、当たり前ですよ」と。
その言葉に救われました。

好きじゃない見た目の人を無理して好きにならなくてもいいんだ。
好きになれないことはダメなことじゃないんだ。
趣味の仲間とか同僚とかなら、その男性たちとも普通に付き合うことができると思います。
ただ、男性として好きになることができなくて、身体的接触が無理なのです。
それから、好きではないタイプの人と無理して会うことはやめました。
見た目だけでなく、年上とか苦手な人も頑張って好きになろうと考えるのはやめました。
人には相性もある
女性同士でも、見た目で「苦手なタイプだな」って思う人はいます。
そういう人とは同僚やクラスメイトとして、それなりに付き合うけれど、たいてい仲のいい友達にはなりません。
でも、それは悪いことではないはずです。人には相性があるからです。
だから、男性に対しても、好きじゃない人と無理して付き合おうとしなくてもいいはずです。
どの部分でその人を好きになれるかどうかは人それぞれですが、異性として好きになれる人と好きになれない人がいる。
それは相性が合わないからかもしれません。仕方がないんだと思います。
好きじゃないタイプを選べではない
改めて考えてみると、知人が私に言った「顔で選ぶな」は、「好きじゃないタイプを選べ」ではなかったように思います。
「見た目ばっかり見ているから失敗している。他もちゃんと見なさい」という意味だったのでは。
それを私は勘違いして、わざわざ好きじゃないタイプを選んで、好きになろうとしていました。
婚活を成功させたいからと、変に頑張って、極端な方向に走ってしまったように思います。
好きじゃないものを好きになるのは、なかなかに難しい。
だから、うまくいかず、相手も自分も傷つくという結果になったのかなと思います。

好みのタイプじゃない夫は何が違ったのか
好みじゃないけど嫌じゃない
私は46歳で結婚しました。その夫の外見は私の好みとはいえません。
夫との出会いもマッチングアプリです。夫が私に「いいね」してくれて、マッチングしました。
写真の夫は、メガネをかけて真面目で神経質そうな人のように見えました。好みとは違うけれど、嫌じゃない。
初対面した時の夫の印象は、がたいが良く、銀縁メガネをかけていて、関西弁で、ちょっと怖そうな人に見えました。
リアルで見ても好みとはいえませんでしたが、苦手なタイプでもありませんでした。
話してみると、全然怖い人ではなく、おおらかで話しやすい人でした。会話もはずみ、楽しい時間を過ごすことができました。
良い時間を過ごせたのは、その頃、私が積極的に相手との時間を楽しもうと心がけていたこともあるかもしれません。
せっかく時間を使うのだから、楽しく過ごそうと思っていたのです。好きになれるかどうかとかは、考えてはいませんでした。
急に距離を詰めてくることもなかった
初めて会ってからは、毎週のように夫から誘われてデートに行きました。
好きになれるかも、好かれたいも、特に考えず、誘ってくれて、嫌じゃないから行くという感じ。友達と遊びに行くような感覚です。
夫とのデートには、頑張って行っているという感じはありませんでした。
夫は数回会って急に距離を縮めてくるといったこともありませんでした。
手を繋いだのも出会ってから2ヶ月半くらい経ってからでした。だからこそ嫌にならず会い続けられたのかもしれません。

トキメキよりも安心感
夫とは話していて「わかるわかる」みたいなところが多く、気の合う友達のような感覚がありました。
夫に対して、ドキドキするようなトキメキは湧きませんでしたが、一緒にいて楽しく、私が私らしくいても大丈夫で、安心感を持ちました。
毎週会ううちに、それが当たり前になり、そして一緒に住むようになり、結婚しました。
結婚した後、友人に「今回は顔で選んでないから、いいと思った」と言われました。
ちょっと失礼な発言(笑)ですが、これまでのタイプと違うということを言いたかったのでしょう。
結婚生活では夫の見た目は特に気になりません。「顔なんてどうでもいい」は本当だったと思います。
夫は何が違ったのか?
夫は好みのタイプではなかったのに、結婚まで行けた理由をまとめてみると、こんなことかと思います。
- 外見は好みではないけれど、苦手なタイプではなかった
- 急に距離を縮めようとはせず、身体的接触をするまでに時間があった
- 価値観が近い部分が多く、気が合った
トキメキはないけど、一緒にいて穏やかに楽しくいられる。私が言われた「顔で選ぶな」はこういうことかもしれません。
好みではなくても、好きになれることはあります。でも、ドキドキしたトキメキではなく、友達の好きに近いような感じ。
夫が苦手なタイプの人だったら、こうはならなかったと思います。

無理に好きにならなくていい、でも視野は広げておく
「好きになれない」と悩む必要はない
「いい人だとは思うけど、好きになれない」
それって、おかしなことではなくて、当たり前のこと。
好みじゃない人でも好きになれることはあります。でも、それって誰でもではないのです。
好きになれないのは、相手や自分が悪いわけではなくて、単なる相性の問題。
だから、それを悩む必要はない。
それに、相性が良くない相手と頑張って結婚しても、いい結婚生活が送れるのか疑問です。
それより、早く次の人を探すほうがいいと思うのです。
視野を広げておくのも必要
好きじゃない人を無理に好きになろうとする必要はないけれど、視野を広げておくのは大切だと思います。
私も含め、アラフォー以降で結婚した女性たちからは「好みじゃなかったんだけど」という言葉をよく聞きます。
彼女たちは、結婚してからも幸せそうにしています。その旦那さんたちを見ると、変な人ではなく、人としていい感じの方です。
*「好みじゃなかったんだけど」と言う人たちの話は、こちらで詳しく書いています⇒「好みじゃなかったんだけどね」結婚した人が口を揃えていうこと
外見だけでなく、年齢や性格、収入、学歴など、いろいろな好みはあって当たり前です。
でも、好みにあう以外は全部ダメではなく、好みじゃなくても嫌な感じがしない時は、「ちょっと付き合ってみるか」くらいにしておいてもいいのかなと思います。
やっぱり出会える数が多いほうが、結婚のチャンスも多くなります。
だから、好み以外の人にも視野は広げておくのがいいと思っています。

📚 「条件・理想の見直し」をテーマにした記事は、こちらにまとめています。
「タイプじゃない人」と結婚した私たち|40代婚活で“条件・理想”を見直す考え方【まとめ】
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40代婚活、それでも晴れる日のために〜46歳で結婚した私が伝えたいこと〜 
