運命の人は、探して見つかるものじゃない|48歳で結婚した女性の話

40代以降の結婚ストーリーシリーズ。

今回は、48歳で結婚した女性の話です。出会った場所は、婚活の場ではありませんでした。

「この人、なんでいるんだろう」から始まった

知人の夫婦は、奥様48歳、旦那様50歳のときに結婚をしました。

奥様は若々しくてとても綺麗な方。旦那様はおしゃれな雰囲気だけど、イケメンダンディなわけでもなく、年相応な感じです。奥様は「実は、タイプじゃなかったんだけどね」と言っていました。

そんな二人が出会ったのは、奥様の職場の整体院。

出会った頃の旦那様は、仕事に失敗をして、ちょっと苦しい経済状態でした。再出発をしようと、東京に出てきたけれど、住む家がない。そこへ、知り合いだった整体院のオーナーが手を差し伸べて、整体院に居候することになったのです。

ある日から店にやってきたお客でもスタッフでもない人。「この人、なんでいるんだろう」と奥様は思ったものの、施術の練習台になってもらったりして、打ち解けていきました。その頃の奥様は、特別な感情はなく「話しやすい人だな」と思っていました。

一度は断った、それから

その後、旦那様もはじめた仕事が軌道に乗ってきて、整体院の居候からも卒業。その頃には、二人で出かけたりするようになっていました。

ある日、旦那様から「お付き合いしてほしい」と告白がありました。が、奥様は断ります。旦那様が嫌いだったわけではなく、男性と付き合う気がなかったのです。

それでも旦那様は諦めずに、友達付き合いを続けました。そして、頃合いを見て再度アタック。すると今回は奥様も受け入れて、お付き合いが始まり、結婚に至るのです。

一度目から二度目の告白まで、奥様の中で何が変わったのかは分かりません。聞いてみたこともないし、たぶん本人にもうまく説明できないのだと思います。

旦那様に「断られた時どう思ったのか」を聞いてみました。「断られるなんて、そんなはずない」と思ったそう。「諦めようとは思わなかったのか」と聞くと、「なんで諦める必要があんの?」との答え。でも、押し続けたのではなく、友達としての距離を保ったまま時間を過ごした。それができたから、二度目があったのかもしれません。

出会いは、探していない場所で

職場で出会ったと言っても、お客様でも同僚でもなく、ただの居候。結婚相手はいつどこで出会うかわからないものです。

たいていの出会いはキラキラしたものではなくて、「なんか話しやすいなぁ」くらいなのかもしれません。

運命の人は探して見つけるものではなく、偶然出会うから運命の人になるのかな、と思ったりします。

「タイプじゃなかったんだけどね」というのは、結婚した人から本当によく聞く言葉です。そのことは「好みじゃなかったんだけどね」結婚した人が口を揃えていうことにも書いています。

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