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結婚する相手の収入は大事。
できれば収入のいい人の方がいい。
そう思うのも仕方がない。
一緒に暮らしていくなら、お金には困りたくないですから。
二人で働けばいいじゃないといっても、
子供ができたら?
どちらかが病気になったら?
そんなことを考えてしまうんですよね。
でも、収入よりも人柄の方が大事というのもよくわかる。
一緒に暮らすのに、人として信頼できる人がやっぱりいいです。
収入と人柄どちらに重きを置いて、結婚相手を選ぶのかは、それぞれの状況とか経験とか想いとかによって変わります。
何が正しいっていうのはなくて、それぞれが大切にしたい方を大切にすればいい。
でも、どっちが重要かって自分でもわからない時ってありますよね。
それがわからないうちは、なかなか結婚に踏み出せないのかもしれません。

小説を読んで考えた
私がそんなことを考えたのは、「自転しながら公転する(山本文緒著)」という小説を読んだからです。
恋人との今後に悩む主人公とその友人たちの中で収入か人柄かみたいな話が出てきたのです。
主人公は32歳、その恋人は中卒で職探し中の30歳。
「そんな男とはきっぱり別れた方がいいと思う。
結婚をして子供を作って家庭を運営していくなら、甲斐性なしじゃ話にならない」
と言う友人。
一方で、
「一緒に生きていく相手として、心の優しいその人はとてもいい。
経済的に不安な部分は自分の収入を増やせばいい」
と言うもう一人の友人。
それぞれの友人の経験から出る本音の会話が面白いなと思いました。
私が婚活していた時には、友達にこういう本音の話はできてなかったように思います。
主人公は結局「ふたりの言うことはわかる。でも、どうしたいのかわからない」と言う状態。
話を読んでいて、今度どんな生活を送っていきたいのかがハッキリしないうちは、何が自分にとって大切なのかはわからないのかなと思いました。

私もわかっていなかった
私も婚活していた頃は、結婚してどんな生活を送っていきたいのかが、わかっていませんでした。
結婚相手は、収入、学歴などがいい人がいいと思っていました。
でも、なぜその方がいいのかは真剣に考えたことはありませんでした。
結婚後にどんな生活を送りたいのかもちゃんと考えたこともありませんでした。
夫と出会う直前は、「次に付き合う人とは、結婚はともかく長く続けたい」と思っていました。
そのために、どんな付き合いをしていきたいのかを考えてから相手を探しました。
自分が大切にしたいものがわかって、相手に求めることもハッキリしたんですよね。

小説の主人公と恋人がどうなったのかはネタバレになるので書きませんが、気になる方は本を読んでみてください。
大切にしたいことは人それぞれ。
それに気づくのに人は遠回りしてしまうものなのだなと思いました。
ただ、遠回りしたからこそ、大切と気づけたものを大切にし続けられるのかもしれません。
遠回りした時間も無駄じゃないんですよね。
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