結婚の決め手|「これだ!」がないまま、流れで結婚した私の話

たまに、結婚の決め手や相手を選んだ理由などを聞くと「初めて会った時にこの人と結婚すると思った」とか「頭の中で鐘がなった」という話を聞くことがあります。

私の場合は、「初めて会った時にピンときた」というものはまったくなく、「これだ!」というような結婚の決め手も特にありません。「流れに乗って結婚しちゃいました」みたいな感じです。

ただ、振り返ってみれば、それまでの人とは少し違ったこともありました。

それまでの人と夫との違い

一緒にいると眠れない

夫に対して、これまでの人とちょっと違うなと思ったのは、付き合い始めて少しした頃のことです。

夫との出会いはマッチングアプリで、出会ってから2ヶ月くらいで本格的に付き合い始めました。

夫の家に遊びに行き、初めて泊めてもらったときのことです。
当然ながら、夜、同じ部屋で寝たのですが、これがよく眠れたのです!

それまで、付き合った男性と同じ部屋に寝ると、あまり良く眠れませんでした。
なかなか寝付けず、眠れても眠りが浅く、何度も目が覚める。そして、起きた時は疲れている。

あまりにも寝付けないので、私の寝る場所を変えて、起きた相手に「なんでそんなとこにいるの?」と言われたこともあります。

なぜ、眠れないのかはよくわかりません。

自分では緊張しているつもりはないけれど、どこか緊張していたのかもしれません。
相手によっては、「起きたらいなかったりして」などと不安になることもありました。自覚していなくても、常にそんな不安を心の底で感じていたのかもしれません。

夫とははじめからよく眠れた

夫の時は違いました。

二人で布団を並べて、横になっているうちに眠りに入ったようです。途中で目が覚めることもありませんでした。

朝起きた時に、「なんかよく眠れたぞ!」と自分に少し驚きました。

今まで男性と一緒だとあまり寝れなかったのに、夫とはよく眠れた。
この人といるとリラックスできているのかな。

と、夫はこれまでの人とちょっと違うなと感じたのでした。

だからと、「この人と結婚する」と思ったわけではありません。この時は、長く付き合っていきたいとは思っていましたが、結婚については特に考えてはいませんでした。

*夫との出会いの話はこちら⇒44歳、マッチングアプリで夫に出会った話

友だちに「絶対いい!」と言われた

タイプじゃないからいい!

付き合い始めてから少し経った頃、地元の友人に「彼氏ができた」と報告をしました。

「見た目とかタイプじゃなかったんだけど」と話すと友人が言ったのです。

「それはいいと思うよ!すえひろ、男を見る目ないでしょ。だから、タイプじゃないっていうなら、絶対いいと思う!!」と。

友人にそんなふうに思われていたとは…。ちょっとショックではありましたが、確かに、婚活してからモラハラ男や遊び目的の人に引っかかったりしています。見る目はないのかもしれません。

それが、今回は「絶対いいと思う」と言われるなら、そうなのかもしれないと思いました。

*例えばこんな人に引っかかったりしてました⇒40代婚活ヤバい男①|台風の日にヨレヨレ短パンで現れた男

向かい合っておしゃべりをする女性二人のイラスト

他の友だちにも言ってみたら

その後日、大学時代の友人にも彼氏ができたことを報告しました。

そして、地元の友人に「タイプじゃないならいいと思う」と言われた話をしました。するとその友人も言ったのです。

「そうだね。顔で選んでないという時点でこの人いいと思う」と。

やはり、それまでの私は男性を見る目がなかったようです。
友人二人に、見た目がタイプじゃない人を選んだ時点でいいと言われている。

今までは、周りの人から「その人はいいと思う」と言われたことはありませんでした。

そういう点でも、夫は違っていたのでした。

ダメな面を見せても一緒にいられた

目の前で酔って吐いた

それまでの婚活で出会って、ドキドキしてときめいた人たちには、嫌われたくないと思って行動していました。

夫に対しては、トキメキは感じず、よく見られたいとかあまり考えたことがありません。それどころか、ダメな面も何度も見られています。

私は酔っ払いすぎて夫の目の前で吐いて、その後始末を夫にしてもらったことがあります。
夫は怒りもせず、処理してくれて、その後は「大丈夫」と心配してくれました。

それ以降も夫の前で様々な醜態を晒していますが、夫は毎回、キレることもなく一緒にい続けてくれています。

見たからには結婚しないと

結婚してから、数々の醜態の話になった時に、私が「よくこんな人と結婚したよね(笑)」と言ったところ、夫は「この姿を見てしまったからには、この人と結婚しないとと思ったよ」と答えました。

ダメなところを見ても、嫌いになるのではなくて、「結婚しなくちゃ」と思える。
そんな変わった人だったからこそ、私は結婚できたのだと思います。

「結婚したい」と言われても感動はわかなかった

結婚を意識せずに付き合っていた

私は夫と付き合い始めた頃は、結婚は意識していませんでした。
ただ、この人と長くお付き合いしていきたいと思っていたのです。

毎週のように会って、付き合いは順調に進んでいきました。

夫のお母さんと妹さんが東京に遊びに来たときには、一緒に東京見物をしました。
私がいてもいいのかな?と思いつつ、私たちは紹介してもいいと思ってくれる仲なんだなと思いました。

そして、出会って半年くらいした頃に、「そのうち一緒に暮らしたい」と言われました。

私にもそう言ってくれる人がいて嬉しかったです。
でも、この時点でも私は結婚を特には頭に浮かんできていませんでした。

「結婚したい」と言われて

「一緒に暮らしたい」と言われても、すぐには一緒に暮らすことにはならず、そのまま毎週会う付き合いが続いていました。

出会ってから8ヶ月過ぎた頃、夫から「次のキミの誕生日に結婚したいと思う」と言われました。

婚活中、ずっと聞きたかった「結婚したい」という言葉ですが、実際に聞いてみると特に感動はありませんでした。

そのため私の答えは、「うん、いいよ」とサラッとしたものでした。

「結婚したい」と言われて、断る理由がなかったから「いいよ」と言ったような感じです。

結婚が決まるときって、案外、こんなものなのかもしれません。

一緒にいるのが普通に感じられたから

「誕生日に結婚したい」と言われたものの、コロナが流行り始めたりなどもあり、実際はその何ヶ月もあとに結婚しました。

でも、付き合い自体は順調で、とてもスムーズに結婚まで進みました。

「結婚の決め手は?」と聞かれても、「これだ!」という決定的なものはなく、本当に「流れに乗って結婚しました」という感じです。

それでもあえて言うならば、「一緒にいるのが普通に感じられた」というのが私の結婚の決め手なのかもしれません。

二人の手が細い糸でハートにつながっているイラスト